何も知らないことは、本当に面白いと思ったシュウマイ

私が幼稚園の時に起こった、給食での恥ずかしい思い出を書きます。

私の家庭では、シュウマイによく似ている具を皮で包むものを、よく作ってもらい「餃子」として食べていました。しかしシュウマイは子供の頃、口にすることはありませんでした。

そんなこともあってか、幼稚園の給食に出てきた、白い皮に肉が包まれており、上にはグリーンピースが乗っかっている食べ物が目の前に現れたときは、これが何か全く分かりませんでした。私は、この食べ物を初めて見てかなり戸惑いました。

給食には、私が知らない食べ物も時々出てきていましたが、ここまで食べ物に対して食べ方を苦労させられたものは、私の記憶で一番はシュウマイです。

人間が初めての物に遭遇した時の反応が分かりました。まず、遠くから眺めてみます。危害がなさそうなら、近寄って観察します。それでも問題がなさそうであれば、何かで突いてみます。

私は、シュウマイを、スプーンで突いてみました。ちょっと、ふにゃっとした感触が伝わってきました。

この皮みたいなものはなんだろうかと、理解に苦しみました。食べられるものか、あるいは食べない飾りみたいなものなのか、選択肢は2つに絞られていました。まだ、周りのクラスメイトは、この食べ物に手を出している人はいませんでした。

そこで私は、考えに考えた結果、この皮みたいな物は、食べずに剥ぐという答えを選択しました。

ご存知かもしれませんが、シュウマイの皮はふにゃふにゃして剥き辛いです。引っ張るとすぐにちぎれてしまいます。それでも、剥いて剥いて、全部剥いてしまうと肉の塊が出てきました。

私がこんなことをしていると、クラスメイトたちもこの食べ物に手を出し始めていました。よく見ると、みんなそのまま口に運んでいるではないですか。ちょっと体裁が悪かったですが、勉強になりました。

私も、やっと安心してこれを食べることができました。

人間が、未知なるものに遭遇したらこうなるのかなっていう、今では笑える話になっています。

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